「いいファン」でありたい
推しが目指すものとオタクが目指して欲しいもの
って必ずしもイコールではないですよね。
そんなことをふと考えました。
うちの推しは将来どうなりたいんだろう。
今は舞台がお芝居が好きで、ミュージカルにも挑戦したいと言っている。
そんな推しの発言は私が夢見る未来でもあるけど、それが叶うとも、叶うとしても理想の形でなんか全く分からないのが世の中。
推しが仕事を続けていく中で目標のひとつに確実にファンの拡大はあって。
わざわざ言葉になんかしないくらいきっと推しの中では当然の考え方で。
でも独占欲強かったり同担拒否な私としてはやっぱりちょっと辛い気持ちも(想像しただけで)あったり。
今の推しとの距離感や関係性は数年かけて作られたもので、それがとても居心地がいいので変わっていくのが怖いんだと思います。
ここ最近で同担も増え、ファンイベントも予定されていることでその変化の兆しを体感することになると思いますが、想像すると怖い。
推しとファンの関係は、ファンからは1対1、推しからは1対多の関係が理想だと頭では分かっているけど気になってしまう同担の存在。
沢山通っている方やずっと応援している古参の方、最近推し始めた方、皆平等にファンだし、ファンがファンに対してとやかく言うのはお門違いだとも分かっているけど推しの名誉に関わることだから同担の素行は気になってしまう。
同担拒否でいい事なんかないけど、同担拒否が多いのか同担同士仲良しなのかって推しさん自身で結構変わるのかもなぁと周り見て思います。
閑話休題。
私自身は今の雰囲気のまま推しがやりたい仕事をやる未来を思い描いているけど、きっと挑戦していく過程でファン層も推しも変わっていくんだろうなって。
それは私自身も。
推し始めた頃を思い返すと、推しも私も大きく変わっているし今だって変化の過程なんですよね。きっと。
推しのやりたい仕事と私のやって欲しい仕事の方向性が一致していたとしても、ファンの雰囲気や製作側のカラー、事務所の売り出し方、どこかに違和感を覚えたらそれが不満に結びついちゃうのかなと思うと少し悲しい。
推しは特に言わないけど、映像の仕事だって特撮とかだって機会があれば本当に喜んで挑戦するはずで。
推しの活躍は全力で喜んで、門出をお祝いしたいけどそんなこと出来るのかな。
生で観る回数が減ったり、メジャーになったり、露出が増えて追いかけるのが大変になったり。
そんなことを考えてモヤモヤしてしまうのが目に浮かぶようで。
私は役者としての推し自身を応援しているのだから、ファンとの距離感とか、自分以外のファンのことを考えて応援したいという気持ちが揺らいだり、推し事にストレスを感じるのはおかしいんじゃないかな。
役者の仕事として違和感があるならまだしも、真っ当な仕事なのに喜びと同時に不安や寂しさが来るのが嫌だ。
推しと私というクローズドな世界でずっと応援していたいだけなのに、何だかとても難しいことですね。
一生懸命前を向いて頑張っている推しには、こんなしょうもないことでモヤモヤしているファンの姿は見せたくないなぁ。
貴方に対してはちゃんと「いいファン」の姿でいつでも応援したいです。